アドオン制作で便利なツール&サイト紹介

アドオンチュートリアル編

今回は私が普段アドオンを作る時に使用しているソフトやサイトを紹介していきます。


テキストエディタ

アドオンを作る時にメモ帳を使っていると構文ミスを引き起こしたりCtrl+Zの回数が限られていたりと大変不便です。なのでテキストエディタは入れておいた方がいいでしょう

テキストエディタ自体は2種類しか使った事ないので両方紹介します

VisualStudioCode

オススメ度:★★★★★

Microsoftのマイクラ公式ドキュメントでもダウンロードが推奨されているエディタです。はっきりってこれさえ入れておけば後は要らないレベルで便利です。(VisualStudioとは別物です)

VSCの画面
VSC

テキストはこのように表示されます。

カッコの階層によって色が変わったりエラーがあると赤い波線が出るのが特徴です。

エラー表示
エラー表示

エラーがあるとこのようにエラー数とエラーのある行数を表示してくれるためどこを間違えているかが簡単にわかります。

また、Minecraft専用の要素を補完してくれるプラグインも存在しているようなので(私は導入していないので詳しくは知りません)オススメです。

また、ショートカットも簡単に変更できるため普段使用しているショートカットが無くても追加できるため環境が変わる事無く使う事ができるのも便利な点です。(デフォルトのショートカットでCtrl+Dが設定で無いため注意)

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VisualStudioCodeのダウンロードリンクはこちら

NotePad++

オススメ度:★★★★☆

このエディタはなにより軽いのが最大の利点です。VSCより軽いかもしれません。

そして文字検索や置き換えがわかりやすいUIなので初心者でも扱いやすいのが特徴的です。(VSCは機能が多い点完全な初心者だと帰って扱いが難しい場合がありますが懸念点では無いでしょう)

ノートパッド
NotePad++

この画面はテーマを変更して使っている画面です。エラーがある場合黄色い文字となります。

最近のアップデートで更新があってセーブできていない行がオレンジになるようになりました。
セーブすると緑に変わります

そしてNotePad++はスタイル変更ができ、自分に合ったスタイルに変更する事ができます。

下はデフォルトの設定です(エラー部分の文字色だけ変更しています)

ノートパッドスタイル変更
NotePad++デフォルトスタイル

デフォルトでも十分よかったのですがかなり前のアップデートでエラー部分の色が見えにくくなってしまったので私はスタイルを変更して使っています。まじで見にくいです。

VisualStudioCodeを入れている場合入れる必要は無いと思いますが気になったらよければ使ってみてください。

NotePad++のダウンロードはこちら


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ペイントソフト

テクスチャを作るにあたって必要になるのが画像編集ソフトです。3DペイントはWindows11にて確か廃止されたはずですので別の物を探す必要がありますね。(ちなみに3Dペイントはあまりおススメしません)

Paint.net

オススメ度:★★★★★

最強の編集ソフトです。レイヤー機能、選択機能、色相変更など基本的なペイントソフトの機能が備わっています。

ペイントのイメージ
ツールバーやカラーなどは別ウィンドウで開かれています

上の画像は投げ縄で選択した箇所の色相を変えた後の画面です。

このように簡単に色を変える事ができ、新規作成でキャンバスサイズも好きなサイズに変更できるので大変便利です。1ピクセルのみ塗る鉛筆もあります。そしてバケツ機能はバケツを使ってから影響範囲を変える事ができるので使いやすいです。

カラー調整
色変更ウィンドウ

色の変更はこのように色相、再度、明度に分かれているため想像している色に近づけれます。

投げ縄などで選択していた場合選択している箇所のみに影響を与える事ができます。

レイヤー機能はありますがクリッピング機能はありません(気づいていないだけであったらごめんなさい)

クリッピング機能とは親レイヤーで色が塗られている箇所のみに色を塗れる機能ですがそれが欲しい場合メディバンペイント等の本格的なお絵描きソフトを使用する事をおススメします。

Paint.netのダウンロードはこちら

8bit painter

オススメ度:★★★★☆

こちらはスマホやタブレット専用です。

機能としてはドット絵専用のお絵描きアプリですが、画像インポート機能を渡しは重宝しています。

ドット絵ではない画像をインポートするとドット絵に変換できます。

レイヤー機能は無くペン、バケツ、消しゴムのみでα値(不透明度)を触れないため0から書く際はPaint.netなどを利用した方が扱いやすいでしょう。(背景透過は可能です)

また、16pxでも出力する際に大きいサイズに変換する事もできるのも良い点です。

動画のサムネイルにテクスチャを使いたい時に16pxの画像を使用するとぼやけたりしてしまうため簡単に拡大して保存でき、ドット絵に変換もできるのでサブツール的に使うと便利だと思います

公式サイトはこちら


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BlockBench

・オススメ度:必須

アドオンを作る際にモデルが必要になってきます。あなたが頭の中で数値を弄って図形が作られる最強脳を持っていない限り入れた方がいいでしょう。

ブロックベンチはモデリングソフトの一種です。マイクラのアドオンのモデルは拡張子が.jsonなので普通のモデルの拡張子は使えません。(Blenderのモデルを.jsonに変換するツールは探せばあります)

実際に作ったモデル
自作の銃のモデル

このモデルはブロックベンチで0から作ったモデルです。うまく使えば丸味を持たせる事ができます。難しいので私は角ばったモデルしか作れませんが

新しいエンティティや3Dアイテムを作りたい方は入れておきましょう

また、ブロックベンチにはWEB版もあり、ダウンロードしなくても使用でき、タブレットでも使用できます(タブレットで使った事が無いですが)

操作性は知りませんがPCが無くてもモデルが作れるのはいいですね

BlockBenchのサイトはこちら


便利なサイト

ソフトだけではなくサイトも頻繁に使用します。特にサイトでしか手に入らない物もあります。

頻繁に使うサイトはブックマークしておくと良いでしょう。

今回個人ブログは除外します。(普段使用していて是非載せたい物も沢山ありますが…)

Jsonチェッカー

使用頻度:頻繁

アドオンのファイルはほぼすべて.jsonという拡張子で保存されております。構文を間違えていると反映されないためJsonチェッカーに通さないとちょっとしたミスに気づけなくなってしまい無駄に時間を取られてしまう場合があります。慣れてしまえば使う頻度は減ると思いますが最初のうちは沢山使いましょう

私が普段使用しているJsonチェッカーはこちら

上記のサイトでなくてもJsonチェッカーならなんでもいいです。目的はJsonの構文ミスが無いかの確認をしたいだけなので

ただ、インデントがぐちゃぐちゃになっていると読みにくかったりしてしまうため整形するために使用するのも良いでしょう。ただし配列を整形しすぎてしまったりと意図しない形になる場合があります

[1,1,1]が

[
1,
1,
1
]

になったりと

ただし、構文は合っているが内容があっていない時(カッコの数は大丈夫だが位置が間違えている。スペルミスをしている)などの間違えはJsonチェッカーをすり抜けるので自力で治す必要があります。

player.jsonを変更した時に息のマークが常に出て、色々プレイヤーの動作がおかしくなった時はこの状態です。

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その他

絵文字コピペ用サイト

リソースから絵文字を追加する事ができます。その時に使うのがE1で用意されている絵文字になるかと思います。絵文字を出すためにコピペする必要があるため絵文字をコピーする下地が必要になります。その時に使うのがUnicode文字一覧表になります

上記サイトは一例です。

UUID自動生成ツール

uuidはmanifest.jsonで自分のパックである事を証明するために使うidです。システムはあまり理解していませんが同じ文が生成される確率は理論上無いIDです。

UUID生成はDiscordのBOTで生成できるようにしている人もいますね。

私が普段使用しているサイトはここです

生成できる数を指定できます。頻繁に使うサイトでは無いですが初めに必要になるであろうサイトです。

ちなみにバニラに入っているmanifest.jsonもそのまま使えますが同じサンプルを持っている人がそのアドオンを入れようとすると入れる事ができなくなるためuuid生成で生成したidに変えましょう。

音声ファイル変換

新しい効果音を追加しようとした時そのファイルの拡張子は恐らくmp3などでしょう。

しかし、マイクラに追加するには.oggである必要があります。そんな時に変換してくれるのが

変換サイトです

このサイトはファイルをアップロードするとoggに変換してくれる便利なサイトです。

一度に複数変換するとzipファイルで帰ってきます。

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おわり

今回はアドオンを制作するにあたってあると便利なサイトやツールを紹介しました。どれも書いてある物が正解という訳ではないですので自分にあったツールを探しましょう。


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